興奮を抑えられないというネック
牡馬についてですが、レースの時に興奮を抑えられないというネックがあり、これがレースアビリティーの引き出しを妨げていると判断されれば、レース馬の気性を穏やかにして能力向上を図るために去勢が行われることがあります。
去勢が行われた牡馬はせん馬として分類されます。
これにより能力向上が見られるレース馬もいますが、去勢によって繁殖能力を削いでしまうため、優秀な繁殖馬の選定を行なっているクラシック戦線でも、このせん馬に対してエントリー権が無いというルールがあります。
障害レースにおいては、牡馬は去勢を受けていないと危険と判断されています。
イギリスやフランス、オーストラリア、ニュージーランドなど障害レースを頻繁に開催している国では、障害馬は殆ど去勢されたせん馬です。
しかし、日本競馬では障害馬でも去勢されていないパターンが多いのです。
香港の地域のように、レース馬の生産管理を行なっていないところでは、殆どのレース馬は去勢されることが多いです。
アメリカやイギリスなど馬の生産が盛んな国でも、この繁殖能力選定のためのレースで結果を残せなかったり、一定年齢をすぎても能力開花が見られない場合は去勢されることがあります。
日本競馬でのせん馬には、レガシーワールドという活躍馬がいます。